日々の生活の中で、家事が占める時間って結構バカにならないですよね。
その家事タイムを自分以外の人に任せることで、時間に余裕ができたり家事に使う労力を趣味に使ったりすることができちゃいます。
そこで利用したいのが家事代行サービス。
この記事ではその家事代行サービスの内容別料金相場からトラブル例、依頼できないことなどをまとめてみましたので、是非参考にしてください。
家事代行サービス料金の相場を料理など内容別に比較
年々利用者が増えてきたと言われる家事代行サービス。
家事の時間を減らした上、お部屋はピカピカ、お料理はお鍋を温めるだけですぐに食べられる状態に…。
さらに宅急便の受け取りやクリーニングの受け渡しまでやってくれて、自宅にいながらホテルに居るかのような生活が
手に入るのだから、利用しない手はありません。
そんな家事代行サービスを利用したいと考えたときに、まず気になることは
- どれくらいの費用がかかるの?
- どんな依頼を引き受けてもらえるの?
といった項目ですよね。
「家事代行サービス」で検索すると、たくさんの業者が出てきますよね。
業者によってどこまでを家事の範囲に含めるかという判断基準がそれぞれ異なるため、対応可能な依頼や料金は一概には言えない部分もありますが、一日コース・定期コースなどのプラン構成や基本料金の相場はだいたい共通しています。
ということで、まずは一番気になる費用面を見て行きましょう!
家事代行サービスの料金の相場は?
家事代行サービスの利用時間は、1回あたり2時間~3時間程度が一般的で、
が大体の相場となっているようです。
ただ上の料金は、定期的に依頼をした場合のいわゆるリピート料金。
仮に単発・スポットで1日のみの依頼であれば、定期契約よりも高額で、
という相場感になっています。
作業内容が同じでこれだけ料金が違うとなると、定期契約の方がお得感がありますよね。
定期契約の中でもいくつかのコースが設定されている場合が多く、例えば…
- 隔週でお願いする
- 月1回でお願いする
という風に自分に合ったコースを選択することができまるので、最悪2、3回だけでも…のつもりで定期契約する方が個人的にはオススメです。
さらに、基本料金以外に必要となる下記の料金もあるので、注意してください。
- 交通費・・・700円~1,000円程度
- 延長料金・・・30分 1,500円程度
- 不在時利用で鍵を預かる場合・・・0円~1,000円
基本料金にこれらを含めた料金を、サービス終了後に振込する…というのがおおよその流れとなります。
家事の内容別で料金は異なる?
結論からになりますが、
という場合が多いですね。
3時間のうち1時間は料理、残り2時間は掃除という割り振りになったとしても、基本料金に差はほとんどないですよ。
ただ、「料理のみ」「掃除のみ」で依頼する場合は、その家事しか教育を受けていない専属スタッフが専属スタッフが派遣されることが多く、空いた時間についでにこれやっといて~って別の家事を頼むことはできません。
たまに、
料理も掃除もバッチリです!
っていうスタッフさんがいらっしゃるので、そんなかたが派遣されてきた場合はラッキーだと思いましょう!
続いて、家事代行サービスで何ができるのか?というサービス面を見ていきます。
家事代行サービスでできること
家事代行サービスとは、読んで字のごとく、「家事を代わりに行ってくれる」サービスのことです。
でも、「家事」と一言で言っても、いろいろありますよね。
草むしりや部屋の模様替えは家事に入る?入らない?な~んて、正直、基準が曖昧で線引きが難しいです。
例えば代表的な家事の「掃除」ひとつにしても、掃除機をかけるのとキッチンの換気扇の油汚れを落とすのでは、労力もかかる時間も全然違いますよね。
そこで、各サービス会社で内容は多少違うものの。
くらいに考えていてください。
一例ですが、重い物を一人で運んだり、洗車や屋根の修理などは一般の主婦にも難しいですよね。
そういった依頼をしたい場合は、家事代行サービスではなく専門業者にお願いするようにしましょう。
トラブル例や依頼できないことは?
家事にかかる時間や労力を減らしたい!という想いにマッチする家事代行サービスですが、
「他人が自宅に上がって作業する」
という性質上、思わぬトラブルが発生することがあります。
ここでは、ネットの口コミなどにあった家事代行サービスのトラブル例と対応方法をまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
トラブル例その① 依頼した内容と実際のサービスの内容が違う
家事というものは人それぞれ感じ方が違うので、例えば「掃除」と一言で言っても汚れが気になる部分や優先して綺麗いにしておきたいポイントは人によって異なりますよね。
家事代行サービス利用者の口コミでも、
リビングを重点的に掃除して欲しかったのに、全体的にまんべんなくという仕上がりだった。
掃除機がけをお願いしたのに、ベッドの下にホコリが残っていた。
床拭きを依頼したら、洗剤を使わず水拭きだけだった。
といった、個人の感覚の違いによる思い違いが多く発生しています。
特に、依頼者側が不在時の場合は作業終了時の状態を目視で確認できないため、依頼した内容ができていない!といったトラブルが起こりやすくなっているんです。
トラブル例その② 依頼していないことまでされてしまう
頼んでもいないのに、ものの配置を変えられてしまった…
こちらも本当によくあるトラブルです。
観葉植物や置物などの目に見えるものの配置から、クローゼットや引き出しの中に収納しているものを整理されてしまった、なんてことも。
良かれと思って親切心でやってくれたのだとしても、普段使い慣れているものの配置が変わってしまうと生活しにくく戸惑いますよね。
この他にも、
入られたくない部屋まで勝手に入って掃除されてしまった…
というケースもありました。
トラブル例その③ 掃除道具や調理道具などの物品の破損
家事代行サービスでは、自宅にある掃除道具や調理道具を使用して家事を行ってもらうのが一般的ですが、その際、掃除道具が壊れてしまった、お皿を割ってしまったというような物品の破損も発生しています。
他にも、テレビの掃除のあと画面が映らなくなってしまったなんてことも…。
流石にそんなケースは滅多に遭遇しないと思いますが、被害に遭った声が実際に挙がっているので、人に頼む以上、想像する以上のことが起こり得ることを頭の片隅に置いておきましょう。
トラブル例その④ 派遣されたスタッフとの相性が悪い
家事代行サービスのスタッフとの相性もトラブルの原因になったりします。
まぁ~人間同士なので、どうしても合う合わないがあるんですよね。
家事の腕前はすごいけど、素っ気ないし何となくこの人とは合わないなぁ~なんて思ってしまうと、お願いしたいことを気軽に頼めなくなってしまったり…。
コミュニケーションを取るのがが苦手なスタッフだと、意志の疎通がとれず期待した仕上がりが望めないと言う場合もありますので、ある程度依頼する側が心を広く持つ必要がありそうです。
以上、いろいろなパターンのトラブル例を挙げてきましたが、ここからは、そんなトラブルを最小限に抑えるためのポイントをお伝えしていきます!
トラブル回避ポイント① 家事代行サービス業者を選ぶとき
家事代行サービスの会社を検索してみると、大手企業から個人事業まで、多くの業者があることがわかると思います。
数ある業者の中からどんな条件で業者を選べばよいのか…?
「実績がある会社=創業年数が長い会社」
と考えてください。
創業年数が長ければ、それだけ実績がある会社ということになりますし、スタッフの教育も行き届いていると考えてよいでしょう。
実際に作業をし、依頼者とコミュニケーションをとるのはスタッフなので、スタッフの質がよい業者を選びたいですよね。
また…
についてもか必ず確認取るよいにしてください!
家事代行サービス利用中の物品破損の可能性は、どんなに注意をしていても起こってしまうもの。
まあ、ほとんどの業者は損害保険に加入しているのでご安心を。
ただ、個人営業や起業したばかりの会社などは、未加入の場合も考えられます。
家事代行サービス業者を選ぶときは、損害保険の加入状況を必ず確認してくださいね!
トラブル回避ポイント② 家事代行サービスを依頼するとき
いざ業者を決定したら、次は実際に家事代行サービスを依頼するときもポイントがあります。
依頼内容は具体的に決めておく!
家事代行サービスをお願いして、サービスが終了してから
「思っていた内容と違う…」
なんてがっかりしてしまうことがあるかもしれません。
そんな後悔をしないためにも
ことが大切です。
- お風呂は洗剤で洗うだけでなくカビ取りまでしてほしい
- 掃除機は床にあるゴミ箱など、動かせるものは動かした上でかけてほしい
- 掃除後の雑巾は水洗いして洗面所の流し場へまとめて置いてほしい
- 洗濯物をたたむときは、シャツはこの形でたたんで、靴下はこの形でたたんでほしい
など、掃除する場所や使う掃除道具、洗濯物のこだわりのたたみ方などのこまかい要望にいたるまで、具体的に指定しておくことで、スタッフとの感じ方の差を少なくすることができますよ。
サービスする側も具体的な指示があった方が動きやすいですしね。
貴重品や大切なものは片付けておく!
現金やキャッシュカード、貴金属類、個人情報が記載されたものや、思い出の品など金銭で代替ができないものはスタッフの手の届かないところに片付けておきましょう。
いくら損害保険に加入していても、お気に入りの一点物のお皿をうっかり割られてしまった…なんてことになると悲しすぎますよね。
立ち入ってほしくない部屋や、触ってほしくない場所・ものなども事前に伝えておくことも大切です。
「初回お試しサービス」を活用する!
ほとんどの業者は、初回に限りトライアルサービスを利用することができます。
正式に契約したときと同じスタッフのサービスを、お試しで受けることができるんです。
ここで、
- どんな人がスタッフとして来てくれるのか?
- スタッフとの相性やサービスの質
- 作業内容や時間配分
などをよく見ておくと、正式に契約したときのトラブルを減らすことができますよ。
トライアル期間ということで、料金も通常よりリーズナブルに設定されているので、いくつかの業者を試してみて、
自分に合った業者を見つけてから契約することをお勧めします。
【厳選】おすすめ家事代行サービス会社
トラブル回避のポイントを押さえながら、おすすめの家事代行サービス会社を5つ紹介します。
Casy(カジー)
- 料金1時間2,409円(税込)~と業界最安値水準
- 初めての定期利用時に2,000円OFFチケットあり
- スタッフに対し厳しい研修・スキルテストを実施している
- ガスレンジフード、エアコン、浴室などのハウスクリーニングサービスも有(但し料金は13,200円(税込)~)
対応エリアはまだまだ狭いのがデメリットです。【現在は宮城、埼玉、東京、神奈川、千葉、愛知、京都、大阪、兵庫のみ】
キャットハンド
- お試しトライアル料金1時間単価1,992円(税込)
- 会社の実績が安心できる(人材派遣会社として25年)
- トライアル後のプラン申込で世帯人数分のお料理プレゼントキャンペーンあり
こちらも、対応エリアは首都圏のみ(東京、神奈川、千葉、埼玉)なのが難点。
カジタク
- お試しプラン料金90分5,500円(税込)
- 実績が凄い(サービス提供実績128万件)
- 安心のイオングループ
- 仕上がり満足保証制度あり
- お客様満足度97%
- 充実したスタッフ研修実施中
サービス対象エリアに九州があるのも特徴の1つです。【東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、福岡、熊本】
ダスキンほづみ
- 安心のダスキングループ
- ダスキンなだけに専門道具使用サービスあり
- お掃除のプロによる「お掃除おまかせコース」もあり
こちらも対象エリアは現在東京都のみで、隣接するエリアは要相談なのがデメリットです。
以上4社が、数ある家事代行サービス会社の中で、会社の信用面やコスパ面でオススメ。
当然スタッフさんとの相性がありますので、4社とも試してみるのが理想ですが、サービス提供エリアがまだまだ狭いので、まずは問い合わせしてみてエリアや料金、サービス内容を確認するところから始めましょう!
「家事代行サービスの内容別料金相場」まとめ
以上、便利な家事代行サービスについて内容別料金相場やトラブル例&回避方法を見てきましtが、如何だったですか?
人に頼む以上は、トラブルは発生するものですが、
- なるべく依頼事項を細かく指示する
- お試しサービスで味見する
など、トラブルの回避方法はいくつかあるので、便利に利用して行きましょう!
ただ…サービス対象エリアはまだまだ狭い範囲なので、このサービスがかつての福祉サービスがそうであったように全国的にもっと普及してくれることを期待します。
おすすめの業者を4社紹介しましたが、どこにしようか迷った場合は、家事代行マッチングサービスを利用しましょう!
東京都でサービスを受ける場合限定になってますが、自分でいろいろ調べるのが面倒くさ~い!って場合はマッチング業者に質問攻めして決めるのも時短になりますよ。
人にお願いして余った時間を、あなたの趣味や家族の時間として有意義に使ってくださいね♪